ジャパンエキスポがアメリカに進出!
今日、アメリカ シリコンバレーのサンタクララでジャパンエキスポが始まりました。23-25日の三日間です。アメリカでのジャパンエキスポは今年が初!
ジャパンエキスポは、日本のアニメーションをテーマとして2000年フランスで開催されて以来急成長を遂げ、毎回20万人も集めるほど。
フランスパリで去年行われたものに参加しましたが、その圧倒的な衝撃と比べるとこちらは規模は小さかったのですが、やはりコスプレ族の子たちが大勢いました。
そして、アニメーションばかりかと思いきや、日本の伝統工芸もあり少し安堵、笑。
組子細工。新潟の上越市から来られていました。
とっても素敵な作品です。
カリフォルニアの野球場や、カリフォルニアにあるジャパンタウンの建物などを設計されている建築家の方なども来られており、ビジネスに繋がりそうなお話もされてました。
フランスもアメリカも、ジャパンエキスポに来るお客様は主に若い世代10代から20代が中心ですね。
そして、その子達をもつ親、40代から50代の方々も容認して一緒にコスプレする人もいました。
個人的には、アニメはおたく、、のイメージが拭えませんが、ここまで世界的に広まると、これを日本のスタンダードとして受けいれていかなければならないと思いました。
日本の伝統工芸がもっと海外でも受け入れられたら!と思うのに、その
焼き物や染物、漆器などの価値は一般的には知らない外国人が多い。
けれども、テレビアニメ、フィギュア、マンガ、コスプレはそこまでこちらが広げたいと思わなくても勝手に世界で受け入れられていく。
しかも熱狂的に。
この差は何なのか。
恐らく、
・手に入れやすさ(価格帯)
・若い人に広まった
・オリジナリティが出せる
がキーなのではないか。
フランスで開催されてから10年経つが、こんなに急成長で廃れない業界は日本であるのかな?私は経済には詳しくないのでわかりませんが、イメージではなさそう。
若い人に人気が出ればみんなSNSを使って広めるので広まり方はとても早い。また、自己主張したい年頃だと思うので、それが出来るコスプレは当たり。
そしてまた一つ、今の時代の現象かもしれないが思ったことは、仮想現実にみんな浸りたいのではないかな?
普段とは違う自分になれるのはワクワクして楽しいでしょう。
ここはショーステージみたいなもの。
この日のためにみんなコスプレを買い、または作り、写真に撮られたく、みんなにキマリのポーズをする。
私もこの悟空を撮ったときは、勝手にポーズをとってくれた。
とにかく、この世界的に広まりつつあるジャパンエキスポの大元がフランス人であることが寂しい。
日本のアニメであり、コスプレであり、フィギュアであり、日本のこれらは財産。日本初のイベントを起こし、経済効果を上げ、増税とか給料削減とかよりも、儲かるビジネス、世界のトレンドに敏感になって、クリエイティブに経済効果を生み出す策を考えて欲しい なと思います。
と、ここまで一人で勝手に意見を述べさせていただきました。
失礼しました。
おやすみなさい。
m(__)m