今日は嬉しいことがありました。
いつも娘の現地(アメリカ)の幼稚園では、娘は一切喋っていません。
家では英単語とかの本を買ってと言ったり、読んでと言ったり、テレビも英語のを観たりしていますが、幼稚園では一切喋らなかったのです。(一つを除いては。それは「おかわり!」More Please!は大きな声で言うのに他の言葉は一切喋らず。Yes もNoも。首を縦、横に振るだけ!)
日本人一人で、他の子はみんな英語でコミュニケーションとれるのに自分だけ喋れない。もちろん他の幼稚園で日本人でもすっと入っていける子はいます。他の子の真似をしてすぐに上達して喋れるようになる子とか。小さい子はすぐに英語なんて話せるようになるよーとか言うけどそんなことはない。さらに一人一人性格は違って、もっと入っていけない子(入っていかない子)もいる。うちはそのタイプ。
さーらにはいつも「さーらは何でもできるねーすごいね!」ということを言っている。だけど英語はできない。英語は知らないから喋らないと、自分で決めていたのかな。喋らないのはちょっとした反抗だったのだと思う。
先生が「これは〇〇と言うのだよ」と英語で教えてくれるけど、真似もせず無言でうなずいたり首を横に振るだけだった。
でも楽しくないわけではなく、いつも迎えに行くと楽しかったとは言う。まぁ喋らなくても楽しければいいやと私は思っていた。でもやっぱり日本語だともっと楽しいんだろうなぁ、言いたいことも言えるし、先生の言っていることも全部わかるし、友達ともやり取りできるし。
1学期は日本語だけの幼稚園(シカゴにいる時)に入れて、それはそれで本当に良かったと思う。思いっきり日本語で楽しめて自分も出せて明るくみんなと遊んでた。
そしてサンノゼに引っ越し、幼稚園どうしようかと悩み本人に聞いたところ英語もやってみたいと。そして今は日本語と現地の二つ行っているのだけれど、やっぱり幼稚園生活くらい思いっきり楽しめて言いたいこと言えるし、聞ける環境の方が「心」が成長するかも、、と何度も何度も思った。日本語の幼稚園だけにやっぱり変えようかなとか。
でも、本人の英語への興味はあるし、喋らなくても楽しんでそうだし、日本語の幼稚園の方が楽しいとは言うけど、続けさせようかどうか、、本人は日本語の幼稚園の方が楽しいとは言ってるし、、、。10月から幼稚園に通ってるので、ここ数ヶ月はそんな悩みで毎日の送り迎え。
でも、今日の出来事でちょっとこれで良かったのかなと。
それは先生が
「She finally talked!!!!!!」
と言ってくれたこと!
「ついに喋ったのよー!!!」
えー!!
“喋れなかった”のが、”喋れるようになった”のではない。
“喋りたくなかった”のが、”喋った”のです。
先生が毎回毎回これはこう言うんだよと言ってくださるのに一切真似して言うことを拒否していた。
私的にはそれでも良いと思っていた。だって喋りたくないんだもん😊だから強制して喋らせるようにしなくても良いと思っていた。むしろ先生が喋ろ喋ろと言う感じになるから喋らなくなるんだよとまで思っていた、
けどそれは先生には言わなかった。なぜなら先生もそれを分かって下さっていると思ってたから。先生方は本当に子供達の繊細なこころもご存知で、全てを任せていた。
で、ついに喋ったんだよー!と先生が言ってくださった時の先生の感動の仕方!!それに私も感動!
先生がどれだけさーらのことを気遣って下さっていたのかが、今日改めてわかって。
それを理由づける出来事があるのですが
いつも「シェアタイム」といって、アメリカではよくShow and tellというみんなの前に出てプレゼンをするのです。年少くらいから。ここでは毎日2-3人の子がみんなに見せたいものを持ってきて前に出て話すという時間があるのです。今までさーらは「コレを先生やみんなに見せたい」とおもちゃなどを持っていっていたのですが、急にもう持って行きたくないと言い出した。それが3ヶ月前くらい。何故かな?と何度か聞いたりして分かったのが、前に出ると何か言わないといけないから。でも数ヶ月前は持って行ってたのに?。多分何も言わなくても先生は何も言わなかったから。でもある時から先生もさーらに何か言って欲しいということで、さーらに何か一言でもいいから言いなさいというような事をおっしゃっていたのだと思う。それがさーらにとってはプレッシャーで、もう持って行きたくない、となってしまったのだと思う。そうか?とさーらに聞くと頷いていた。
だから、私も先生にあまり強制はしないで欲しいと何度も言いかけたのですが、(さっきも書いたけど)それを言わなかった。先生を信頼したいから。さーらのためにして下さっていると思っていたから。
そして、今日それが確実なものになった。
「今まで頑張って話してもらおうとさーらに言っていたけど、それを最近辞めたら彼女が喋ったの」と。
私が言わなくても先生は分かっていらっしゃってた。さーらの変化を気づいて下さっていたのが分かって嬉しかった。
さーらが英語で何て言ったの?と聞いたら
「May I have that, please?」(それを貸してくれる?)
だって。
たぶん何回も何回も先生は教えてくださっていたと思う。
日本語なら「貸してね」
友達が持っているモノが欲しい時はなんて言うんだっけ?とよくうちも子供に教えてきた。
「彼女がついに喋ったのよー!!」
さーらの何かが外れたのかな
先生に心を少し許したのかな
さーらなりに頑張ったと思う!
そして、シェアタイムのshow and tell
毎週月曜日はさーらの番。
来週は持ってこようね!と聞いたら
「うん」
と!!!
おーーーーーー!?ほんと!?
やっぱり何かがさーらの中で変わったね!😊
毎週「今日はシェアするもの持って行こうよー」と聞いても「ヤダ!」と断固拒否していたのに、
今日はイエスだった!先生の前で!車の中でも!
で、さっき夜、なにシェアしようか!?と聞いたらもじもじ、、何回も聞くもんじゃないか。
本人もちょっとずつ英語に対して(現地幼稚園に対してかな)心を開いたけどまだ100%ではないもんね。
例えば、、
自分がずっとしてきた習慣を変えるのって勇気がいるし、他人からこっちの方が100%いいよ!と言われてもなかなか納得がいかない、でもそっちの方が良いのかなぁと少しずつ変えてみる、そんな時ってばーっと来られたら嫌になる。、ってわかるかなぁ笑
人から言われると嫌になる。私はこのタイプ(笑)
娘もそうだろうと思うので、ここはもう言わないようにしよう!来週月曜日のシェアするもの、それはもう聞かないないぞ!
いい先生に出逢えてよかった。
さーらの幼稚園生活、また続き書きたいと思います。ブログのテーマがバラバラだけど、、まぁいいか。かたおかまいことは?というテーマなので、育児もロースイーツ もアメリカ生活、食生活も全て含まれる。ということで😅)
月曜日どうなったか、もっと英語を真似して喋ろうとしているのか!?シェアは何を持っていったのか!
今から気になって楽しみ♡
久しぶりの長文。
読んでくださった方、ありがとうございます。
こんにちは
こんにちは!ブッカー!久しぶり(^^)