かぼちゃのロータルト。
最近は何回も作っていてその理由はこれらを検証したかったから。
・チョココーティングのカカオの量。
・型の大きさ
・かぼちゃの質などなど
■チョココーティング。
3gの違いを再度検証。
■型の大きさ。
20センチ丸型の場合(上の写真)は面積が広く、高さが低いのでカシュークリームをトッピングすることで見栄えも良くなるし、カシュークリーム、かぼちゃ、タルト生地を合わせた一口のバランスも良い。
タルト生地のナッツ感が強くなりすぎない。
私はこれが好き。
でも18センチの丸型でも試してみた。下の写真。
この場合は、同じ材料の場合、直径が短くなる分かぼちゃクリームを流し込むと高さが出る。その分一口に入るかぼちゃクリームの量が多くなる。それはそれでかぼちゃ感がより出てよかった。この場合はカシュークリーム無くても、濃いかぼちゃケーキみたいになり良かった。
違いわかるかな?
お友達などおもてなしの時は上の写真の20センチ型でカシュークリームつけた方がオシャレだし、味もそれぞれ楽しめる(かぼちゃだけ、かぼちゃとカシュークリーム合わせたり、カシュークリームだけ食べてみたり)。だけど、18センチのケーキでも十分美味しい!もちろん18センチにカシュークリームつけてもGood!
好みですね♡
あと最後に、
■かぼちゃの質。
ここ最近3回ほど作ったかぼちゃのロータルトに使ったかぼちゃは比較的水分が多めなものでした。いわゆる栗カボチャではない。日系スーパー(マルカイかミツワ)で買うかぼちゃで、日本に売っているのとほぼ同じもの。でも今日使ったマルカイでかったかぼちゃは、かなりの栗カボチャ。
同じスーパーでも時期によるのか、質と甘みが違う。
そして同じ材料、分量で作ったところ、いつもより固めに仕上がった。
いつも水を足しますが
かぼちゃと水で合わせて○gとしていて、
例えカボチャに水分が含まれていても、水との合計が同じであれば変わらないと思いきや、違うのです。
これはカシューナッツにも言えます。
浸水時間が4時間のと10時間のものではクリームの質が変わります。
例え、浸水後カシューナッツ+水=220g だとして
浸水後カシューが216+水を4足す=220
浸水後カシューが210+水を10足す=220
これは同じように見えますが違うのです!!
これと同じ感覚でかぼちゃも違いました。
ですので、かぼちゃによって水分量を変えないといけません。ミキサーで混ぜたときのクリームの柔らかさ。これは感覚になるのですが、とりあえずはミキサーがギリギリ回って、そこにさらに少し入れる分量にしてください。栗カボチャの場合はレシピの水分量プラス50ミリリットフくらいかな。
今回作ったかぼちゃのロータルトは、同じレシピで作りましたが水分量を多くしました。それでもミキサーがギリギリ回るくらい。そこからもう少し水分を入れたほうがよかったです。
なので、ほんと回数こなして
自分の感覚で水分量、甘味料などを変えないといけないですね。
かぼちゃの甘さについても重要!甘いかぼちゃ、そこまで甘くないかぼちゃによって入れる甘味量が変わります。
なので、ロースイーツ作りは
計量が決まっている「お菓子作り」というよりは、
自分の感覚で分量を変える「料理」に近い。
と思います。
・・と私が習った先生も仰ってました!
かぼちゃのロータルト
オンラインレッスンでも開催していきたいと思います。